
大竹は明らかに変な声を出していたので
それに気付いた数人の女子は大竹の方を指をさし
ニヤニヤしていた
それに気付かない達也は顔を赤らめながら大竹の胸を触っていた
少しでも状況を取り戻そうと大竹は平然を装った
しかしあまりに気持ちが良かった大竹は結局顔を伏せて
授業の始まりを告げるチャイムが鳴るまで感じていた
「は~・・・達也ぁ~~」
大竹は一日中後指を指されていたので心の中で
自分と達也を恨んだ
(あかんと思ってんねんけどなー ・・・どんだけあいつテクッとんねん・・・ うわ・・・やば!)
大竹のズボンが少し膨れた すぐさまポケットに手を入れポジションを元に戻した
(ホンマヤバイわ あいつの事考えるだけででかくなりやがる・・・)
大竹は思わぬ感情に狩られたことに気が付いた
(なんでやろ・・・俺もしかして・・・・・・いやそんな訳ない!たかがあれだけのはなしや!)
大竹は皆が筋トレをしてる中に入り腹筋をはじめた

翌日は体育館が空いていて稽古ができた
しかし大竹はノリ気ではなかった
「はーだる・・・なー達也・・・」
面をつけた大竹が達也に話しかけた
「なー今度の日曜クラブ休みやんか・・・そこでなちょっと・・・まーええわ 終わったら話すから」
じらされるのが嫌な達也はソワソワしていた
「で なんなん?」
防具を片付けながら達也は不思議そうな顔をして聞いた
「やっぱいいわ・・・明日掃除の時話すわ ・・・・・・なにその顔・・・ はー 分かった分かった言うから
日曜クラブ休みやから遊ばへん?」
その一言に口元が緩んだ達也は「いいで」とだけ言い防具をなおしに言った
これからはやばくなるので次回からは嫌な方は見ないで下さい
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- 2009/06/20(土) 22:26:16|
- Love that starts casually|
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